シナリオ・百合崎高校馬券部始末記?/平瀬たかのり
 
「そうかな」
涼歌「え?」
キャロル「うん。だってお涼も遥も中学の時陸
 上部だったんでしょ」
千伽子「そうか。元陸上部コンビに頑張っても
 らったらいいのか」
涼歌「ちょっと、出るつもりですか?」
千伽子「舐められたまま終わるのも癪だしね」
涼歌「あの、言っときますけどわたしそんなに
 足速くないですよ」
千伽子「使えないなあお涼は。じゃあ遥に頑張っ
 てもらおう。足速かったんでしょ」
涼歌「はい、すごく」
キャロル「人は見かけによらないよねえ。最下
 位はなくなったかもしれない」
華織「練習してないのに上位に入ったらかっこ
 いいよね」
   黙っている遥。一
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