シナリオ『百合崎高校馬券部始末記』?/平瀬たかのり
 
生がここ
 であんなことやってるなんて」
真理「ははっ。大学卒業して終わっちゃうの
 イヤだったからさ。ちなみにいただいたお
 代は全部二人に渡してる。そのお金で打ち
 上げの飲み代奢ってもらってんの」
涼歌「へ〜え」
真理「ねえ葛城さん。今度わたしらが演って
 るところも描いてよ」
涼歌「はい、ぜひ。あの〜先生」
真理「何」
涼歌「校長先生って好きですか?」
真理「――今、あいつモデルにしたコントの
 台本書いてるとこ」
涼歌「ふふっ」
真理「ははっ。ほんじゃま、がんばって」
   去っていく真理を見送る涼歌。
    ×     ×     ×
   こっく
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