タビラコと仏の座のロゼット/為作
 
コは、1862年、飯沼慾斎の「草木図説」のコオニタビラコの図に列記されています。しかしこの飯沼慾斎の「草木図説」のコオニタビラコの図はコオニタビラコではなくヤブタビラコのように見受けられます。??「春の七草は12種、ホトケノザとはオオバコである。」??柏崎永似「古今沿革考」1730年で、春の七草は7種類に限らず12種類あり、尋常なのが七草であり、またその七草のホトケノザとは、オオバコ(シソ目オオバコ科)のことだと記しています。オオバコという植物もロゼットを形成します。このオオバコは生薬として著名です。??「タビラコの本名はカワラケナ、そのカワラケナの昔の名がホトケノザである。」??牧野富太郎 「牧
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