タビラコと仏の座のロゼット/為作
 
の説明が同じになってしまっているのだが、これは後者のタビラコの方が正しい説明である。又、更に同書には、一説にはホトケノザはタビラコであり、その葉が蓮華座に似ており仏の座のようでその葉は冬から生えている。という文があって、タビラコとホトケノザは同じであると説いているのに、シソ科のホトケノザを春の七草の一つだと言っているなんて、貝原先生も少し迷っておられるようだ。)??牧野富太郎は実際にシソ科のホトケノザを食してみたのでしょう。そして悪列な味を経験しシソ科のホトケノザとキク科のタビラコを区別したうえで、貝原益軒の説に従い黄瓜菜をコオニタビラコと特定しているようです。この特定によるコオニタビラコが春の七
[次のページ]
戻る   Point(0)