タビラコと仏の座のロゼット/為作
 
でもないけど、これはオススメできないネ。しかし、貝原益軒さんは「大和本草」で、身分の低い人々はこのホトケノザ(シソ科)を飯に混ぜて食うと書いているけれど怪しいもんだ。わざわざこんな不味いものを好んで食べなくても外に出たらこれより美味しい野草がたくさんあるではないか。又、そうかと思うと同書には、ホトケノザ(シソ科)は人日(五節句のひとつ)に食べると書いているけれど、これも間違っている。又、そうかと思うと、同書のタビラコの項に、タビラコは日本の五節句に食べる七草の一つで4月〜5月に黄色い花が咲き、皆はこれを飯に加えて蒸して食べたり、和え物にしても美味しいし毒もないと…。これではホトケノザとタビラコの説
[次のページ]
戻る   Point(0)