新来/あらい
 
       魂が迷っている
    /幾つものの法則を、輝かせ、    点滅する木漏れ日など多分
            涙だろうと微笑えよ。
                すれ違うヒトすら 無様だ  
                 薄明かりのなか、 
懐かしさも、かさむばかりなら、       之は    御
 その敷地に〈冤罪〉を経てましょう。           /冥
 〈起点〉など小さな乱風にでも鼓してしまいました。      /福
                         新芽の色素は乾かず
                     水底のせせらぎを溢し
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