ニュー・イヤーズ・バット・オールド・イヤーズ/ホロウ・シカエルボク
 

俺は自分にとって必要なものを知ってる
そしておそらくは
ほんの少し先へ進むやりかたもね

人殺しのニュースがテレビで流れる
俺たちは時々
壊れてしまったものに強い感情を感じて
心を揺さぶられたりもするけれど
だけど間違っちゃいけない
それは純粋には違いないけれど
裁かれる以外どこにも行けない
ヴィデオゲームでたくさんの人間をヘッドショットしながら
冷めたカフェオレを胃袋に流し込む

時々戯れに君に電話をかけたくなる時があるんだ、決まって真夜中さ
もしかしたら君が絶対に眠っている時間だからなのかもしれないね
君は少々とろんとした声をして、だけどいったいどうしたのか
[次のページ]
戻る   Point(1)