「クレクレ星人が師走に想うこと2」/ジム・プリマス
 
一つである「マンガ」や「アニメ」も同様にその危機を迎えている。
 もしこのままインボイス制度が導入されれば「マンガ」や「アニメ」の担い手である、漫画家さん、漫画のアシスタントさん、声優さん、アニメーターさん、などの若い世代の人たちの中にも、廃業に追い込まれる人が出てくるだろう。
 美味しい料理を作ろうとしても、うまい作物を作ろうとしても、良い作品を作ろうとしても、その担い手が居なくなり、どうすればそれを作ることが出来るのか、それすらわからなくなってしまうのが、生産手段(財やサービスの供給能力)の破壊、すなわち、その「文化」が破壊されるということだ。そうなれば、それこそ「文化」の衰退により日本の
[次のページ]
戻る   Point(1)