詩の日めくり 二〇二二年九月一日─三十一日/田中宏輔
。家系図付きの詩集ははじめて。そういえば、読ませていただいた詩篇は家族に関するものがほとんどだった。珍しい詩集だ。ぼくも家族のことは書くが、それほど多くない。ほとんど書かない。「陽の埋葬」では死んだ妹のことを書いている。 https://pic.twitter.com/SUOtFvuk1H
二〇二二年九月八日 「われらかくシャルルマーニュを悩ませり」」
13作目は、R・A・ラファティの「われらかくシャルルマーニュを悩ませり」世界最高の頭脳の持ち主10人と3台の機械が、過去に干渉して、現代がどう変わるかを試していた。というお話だが、ラファティの短篇特有の難解さがあり、明確な輪郭
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