詩の日めくり 二〇二二年九月一日─三十一日/田中宏輔
 
ン・ガードナーの「SFパズル・カブラの迷い子」惑星カブラのある地点に博士たち3人がいる。その場所を突きとめる話。正直言って、どうでもいい話。つまらない作品だった。

 5作目は、テッド・レイノルズの「変な間借人」猫が宇宙空間を行ったり来たりしているうちに妊娠して子猫を産んで戻ってくる話。読んで、どこがおもしろいのかまったく分からなかった。


二〇二二年九月二十一日 「欠けているもの」


 6作目は、アイザック・アシモフの「欠けているもの」新興宗教に傾倒している妻がいる男がその宗教の内容を「黒後家蜘蛛の会」の面々に話すのだが、その宗教の名前そのものが教理の過ちを示していると給士の
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