環境とコスト意識/番田 
 
てエッグタルトを買ったのだけれど、満足感としてはいまいちだったのである。やはり味よりもコストに対するボリュームを直感的に求めてしまう。サクサクの生地や濃厚なカスタードクリームは確かに美味しいとは思ったのだけれど、満足感としては、いまいちだったのだ。半分の値段である、ミスドでドーナツを買ったほうが良いと思えるのは、もう、その近辺に住むことのなくなった僕の価値観の変化だとも言えそうだった。


そして昔は毎日、昼に250円のスーパーの弁当を買っていて、どのくらい続けられるのかということを試していたことがあった。味わうという感覚ではなく、どれだけスピーディに食べ切れるのかということを念頭においてそ
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