詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
2作目は、デイヴィッド・H・ケラーの「妖虫」主人公の粉屋の家を丸ごと地下室から一階、二階、三階と食べる怪獣。さいごに主人公をも食べてしまう。そこで終わりの話。
二〇二二年五月五日 「アウター砂州(シヨール)に打ちあげられたもの」
いまからジミーちゃんと昼飲み。きょうは夕方に解散。
3作目は、P・スカイラー・ミラーの「アウター砂州(シヨール)に打ちあげられたもの」18メートルもある男の死体が打ちあげられた。それを見に行った者たちは、生きている巨大な女に襲われた。という話。バラードの「溺れる巨人」よりまえに書かれたもの。
4作目は、シオドア
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