詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
ロバート・A・ハインラインの「大当りの年」統計学者の主人公は、統計的に循環して物事が起こることを予測していた。1962年には、その循環することがピークになると予測した。じっさいいろんなことが起こり、原爆戦争まで起こった。挙句の果ては、太陽にまで異変が起こったのであった。「「これ、ウィニイよ。」ミードはいった。/「ウィニイ・ザ・プーかい?」」(ロバート・A・ハインライン『大当りの年』福島正実訳、137ページ、14、15行目)という言葉があった。全行引用詩に使えるかもしれないので採取しておく。
銀行に行ってお金をおろしたにもかかわらず、そのままお金を受け取らずに部屋に戻ってきた夢を見た。ぼうっ
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