詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
る。以前に、2冊の傑作短篇集で読んでいた。創元SF文庫の『地球の静止する日』と角川文庫の『きょうも上天気』だ。父親は愚かな妻と息子を見捨てて、娘とだけ災厄から逃れようとするところで終わる。皮肉のきいた、よくできた物語だ。傑作だと思う。


二〇二二年五月二十四日 「読んだ尻から忘れていくので」


@lzSbTWvooJWritQ 読んだ尻から忘れていくので、再読でも新鮮な感じがします。映画館に行かなくなったので、映画についてはわかりません。でも、『溺れる魚』や『ウルトラQ』なんかは、DVDで何度も観てます。


二〇二二年五月二十五日 「大当りの年」


 3作目は、ロバ
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