詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
メンみよしに行くつもり。

 また歯のブリッジが外れた。入れ歯にしなきゃならない。61歳。老人だ。あしたは歯科医院にも行かなきゃならない。入れ歯、20000円すると歯医者が言っていた。もったいないけど、仕方ない。

 講談社文庫の海外SF傑作選の1冊、『破滅の日』1作目は、アーサー・C・クラークの「太陽系最後の日」太陽が膨張して地球を呑み込もうとしているなか、宇宙人たちは地球人の生き残りを救助しようとする。しかし、地球人たちはすでに宇宙船団を設けて宇宙に出て旅をしていた。宇宙人たちの連盟が地球人たちを迎え入れる準備をするところで終わる。

 2作目は、ウォード・ムーアの「ロト」である。
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