詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
公は友人とともに歴史の一部を変えてしまう。うまくやってしまう話。冒頭の面接場面、読んだ記憶があったのだが、ネットで調べて、その可能性がないことがわかった。


二〇二二年五月十五日 「夢」


 夢を見た。いなかの親戚の子との結婚話だった。ことわるのに難渋した。さいごにカミングアウトしたがいい気分じゃなかった。


二〇二二年五月十六日 「虎の尾をつかんだら」


 4作目は、アラン・E・ナースの「虎の尾をつかんだら」異次元世界に通じているハンドバックが次々とアルミニュームを含んだものを?み込んでいく。実験室で実験をつづけるのだが、途中でやめることができない。という。そこの
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