詩の日めくり 二〇二二年五月一日─三十一日/田中宏輔
ーレット・レイディ」主人公の男の弟が、悪魔のような車に憑りつかれた話だ。ハッピー・エンドで終わるので、嫌な気持ちを引きずらないで読み終えることができた。さすが傑作連作集『パヴァーヌ』の作者のことだけはある。読ませる作品だった。
きょうから寝るまえの読書は、講談社文庫の海外SF傑作選の1冊、『時と次元の彼方から』だ。目次を見ると、全11作中、既読のものが2作あった。ハインラインの「歪んだ家」と、ウィリアム・テンの「クリスマス・プレゼント」だ。未読のものと合わせて読むことにする。 https://pic.twitter.com/oVW2hqWlNt
二〇二二年五月十一日 「時間がいっ
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