詩の日めくり 二〇二一年十二月一日─三十一日/田中宏輔
ラフ・ステープルドンの「金星の人類」数万年単位で人類の進化が語られる。金星の第七次人類は飛行能力を持ったが、第八次人類はふたたび地上で暮らした。恒星・惑星規模の話も語られる。
二〇二一年十二月十四日 「藤井晴美さんと小林坩堝さんと池井昌樹さん」
22作目は、ジョン・W・キャンベルJrの「最終進化」地球は人類と機械が存在していたが、宇宙から敵が現われ、人類を滅ぼしてしまった。しかし、機械は生き残り、敵を放逐し、自ら進化して、エネルギー生命体となった。
藤井晴美さんから、詩集『ぼくは彼女とモザイクになってスチャラカ』を送っていただいた。どうしてこんな言葉と結び付け合うのだ
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