詩の日めくり 二〇二一年八月一日─三十一日/田中宏輔
た。西脇順三郎と金子光晴、ついつい夢中になって読み込んじゃいました。
晩ご飯、どうしようかなって思って、マックと出てきた。身体に悪いものが、おいしいんだよね。
二〇二一年八月十日 「断章」
芸術と同じく、茶にもその時代と流派とがある。茶の進化は概略三大時期に分けられる。煎茶(せんちや)、抹茶(ひきちや)および淹茶(だしちや)すなわちこれである。われわれ現代人はその最後の流派に属している。これら茶のいろいろな味わい方は、その流行した当時の時代精神を表わしている。と言うのは、人生はわれわれの内心の表現であり、知らず知らずの行動はわれわれの内心の絶えざる発
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