詩の日めくり 二〇二一年八月一日─三十一日/田中宏輔
 
zUDA


二〇二一年八月十五日 「有吉篤夫さん」


 有吉篤夫さんから、詩集『定本 神への愁い』を送っていただいた。言葉が屈折することなく、するすると自然にこぼれ出たような印象をもった。難解なところはまったくなかった。清潔な言葉のもつ力を感じた。 https://pic.twitter.com/23opLA9XZn


二〇二一年八月十六日 「断章」


筆者の考えでは、わかるとは運動化出来ることです。
 わかっていることは運動に変換出来ますが、わかっていないことは変換出来ません。
 運動と言われるとピンと来ないかもしれませんが、話すのも、文を書くのも、絵をかくの
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