てがみ(推敲後)/武下愛
がったほうこうにすすんでいましたね。わたしはうた。あなたはびじゅつ。うたは、せいかつのいちぶになっています。えをかかなくなってから、だいぶじかんがたってしまって。むねをいためるばかりです。つたえられることばがあるのなら、つたえているのですが。わたしたちのきずあとは。なかなかにねがふかいですね。ちちおやとおかねがにくかったです。ははにふじゆうなおもいをさせてしまっていることにたいして、おたがいがむごんのときがありましたね。そのままねむってしまったことがなんどもありましたね。ちちおやのことをどうしてもゆるしてはいけないとおもっています。くるしむけっかしかたたきださなかったちちおやをゆるしたら、はんざい
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)