詩の日めくり 二〇二〇年十三月一日─三十一日/田中宏輔
た。人間と人間のドラマを、映画監督も意識していただろうし、役者のひとも一処懸命に演技していたのだろう。ポルノ映画は、低予算でつくられるのだけれど、いまだに忘れられない作品が何本もある。ここさいきん、二、三年は、ポルノ映画館に行ってないけれど、ポルノ映画館では、再上映がよくあるから、むかし見た忘れられないポルノ映画もやっているかもしれないね。また見に行ってみようかな。忘れられない場面のひとつに、畑で農作業をしている女のひとが男に襲われる場面があって、そこで、男は大根を女のあそこに入れようとするのだけれど、さすがに、大根の先っちょだけしか入らなくって、先っちょだけ濡れていたシーンがあった。あ、こういう
[次のページ]
戻る 編 削 Point(15)