詩の日めくり 二〇二〇年九月一日─三十一日/田中宏輔
になった作品で、女のほうから男を見た物語である。「やっときたのね──ペットちゃん」(小尾芙佐訳)が最後のセンテンス。
二〇二〇年九月二十四日 「埃まみれのゼブラ」
2作目は、クリフォード・D・シマックの「埃まみれのゼブラ」部屋のなかのある場所に品物を置いておくと、異次元から別の物が運ばれ、物々交換される。どんな品物が交換されるのかはわからなかったが、同じ物を置くと交換さるものも同じ物である。集埃機が送られてきたので、それで儲けたのだが……
二〇二〇年九月二十五日 「火星をまわる穴、穴、穴」
3作目は、ポール・アンダースンの「冒険児クロンカイト」氷河期時代
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