詩の日めくり 二〇二〇年九月一日─三十一日/田中宏輔
のひとの文体、ちっともおもしろくない。
きのうは、日知庵でアルバイトをしていたのであるが、ぼくのタイプの知り合いの今村くんが、お母さまといっしょにこられた。お顔がそっくりだったのが印象的だった。8月にお父さまが亡くなられたという。言葉が出てこなかった。こんなときはどう話しかければよいのだろうか。
きょうは、昼から、ヴァンダー・グラフ・ジェネレーターを聴きまくっている。『Still Life』がいちばんよい。『The Quiet Zone/The Pleasure Dome』もよい。どのアルバムもよいのだが、この2枚がとくにお気に入りだ。
二〇二〇年九月十四日 「石塚理昭さ
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