針樹の翅、砂の/ryinx
 

    焦点を定め 。失われた記憶が 、はねに

    樹々のなか 、かすかに 震える 草の根に

     (引っ掻いて 鋲でとめたのは ,




                ?

      〆ひとつ、から、無数、迄,,


   、さざめく 、風にふれて 舞うこの葉に 、歩をとめる

    視界の内に 、ひたひたと ‘ 零れゆく 、

      銀の砂の 。   ___________





           。



   しずけさを帯びたざわめきが   
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