針樹の翅、砂の/ryinx
 
  ____  木霊する 

    風に霧散した 、いつかの日々は 、時の砂浜に流されて

    あと戻りすることのない記憶が 、 単色に滲む 、

   、境界線の向こうがわへと 、おしやられていく
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     遠い木々の傍らに佇む 、


      いつかの空き地の裏の 、痕跡に


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              〆20220517
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