詩の日めくり 二〇二〇年六月一日─三十一日/田中宏輔
T・J・バスの『神鯨』の再読が終わった。憶えていたところが印象だけだったのに気がついた。細部に至るモチーフは忘れていた。全体的によくできた物語だった。けっして読みやすい物語ではなかったが、再読してよかった。
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二〇二〇年六月九日 「『怪奇と幻想』第1巻」
きょうから寝るまえの読書は、アンソロジー『怪奇と幻想』第1巻。再読である。目次を見たら、ロバート・シルヴァーバーグの「墓場からの帰還」とリチャード・マシスンの「魔女戦線」のみ記憶に残っている。全16篇ある。いや、シルヴァーバーグのものも
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