詩の日めくり 二〇二〇年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
ヴォクトの『宇宙嵐のかなた』と同じくらい、好みである。友人に譲らず、手元に残して置いた理由である。https://pic.twitter.com/VTNIVuYIjw


二〇二〇年六月五日 「殺意の惑星」


 ハリイ・ハリスンの『殺意の惑星』を読み終わった。他の惑星を破壊しようとしている惑星に主人公が行って、阻止するっていう話だったけれど、『人間がいっぱい』という傑作を書いていたハリスンだけに話はうまかった。古いという印象も少ししたが。


二〇二〇年六月六日 「神鯨」


 きょうから寝るまえの読書は、T・J・バスの『神鯨』再読になるが、大傑作だったと記憶している。楽
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