詩の日めくり 二〇二〇年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
だ冒頭の作品。


二〇二〇年六月十五日 「イタリヤからイタリアになたのは」


 イタリヤからイタリアになったのは、いつごろだろうか。『怪奇と幻想』第3巻の冒頭の作品、レノックス・ロビンスンの「顔」に、イタリヤという言葉が出てきて思ったのだけれど、現代ではイタリヤとは言わずに、イタリアと言うよね。違うかな?


二〇二〇年六月十六日 「『怪奇と幻想』第3巻」


『怪奇と幻想』第3巻、あと2篇で読み終わるのだけれど、憶えているのは、きょう読んだばかりなのに、わずかに2篇だけ。すさまじい忘却力。ファンタジーに属する物語ばかりなのだけれど、気色の悪い話ばかりだ。あと、2篇も、
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