詩の日めくり 二〇二〇年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
怪奇と幻想』第2巻。これまた再読である。楽しみ。


二〇二〇年六月十二日 「『怪奇と幻想』第2巻」


『怪奇と幻想』第2巻の再読が終わった。カール・ジャコビの「水槽」、ジェラルド・カーシュの「骨のない人間」、ウィリアム・ホープ・ホジスンの「闇の海の声」がなつかしかった。後者の2作品は、カーシュ、ホジスン個人の短篇集でも読んでいた。また、よく記憶していたもので、フランク・グルーバーの「十三階の女」があった。最後の一行で笑ったのが、ドナルド・ウォンドレイの「赤い脳髄」。あ、こんな書き方もあるのだなと思った。記憶にない作品だった。 https://pic.twitter.com/eJnD
[次のページ]
戻る   Point(15)