詩の日めくり 二〇二〇年四月一日─三十一日/田中宏輔
、一般家庭の月収は、たしか75万円だったと思うのだけれど。10万円という額は低すぎて笑えない。
二〇二〇年四月二十日 「天空の劫火」
グレッグ・ベアの『天空の劫火』下巻の読み直しが終わった。地球の滅び方が美しかった。小説を書くことは、ぼくには難しいことだということが、つくづくとわからせられた。詩は小説の梗概のようなものなので、まだ、ぼくにも書けるのだが、小説は難しい。なんといっても、面倒な仕事だと思われるのだ。
二〇二〇年四月二十一日 「天界の殺戮」
きょうから、寝るまえの読書は、グレッグ・ベアの『天界の殺戮』むかし読んだときにはおもしろかったけれど、再
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