バックアップは鳩にとる/nemaru
 
では天井さえ意識すりゃ、綴じるまで延々続くもんだと思ってたが、そこは超誤算だった。類例をみない猖獗と佯狂をうけもつ。営ん営んでる最中、途中でぽかっと空いた時間で戻ってきたり。そっち方面でおもに刻まれてるのがネット詩ですよね。お盆田舎でひとしきり済んで空無に急きょ浮かんでくる現フォ、みたいな位置づけで。私は正確にいうと生活にも戻れなかったという感じです。いちおう社会には馴染んでることになってるっぽいが。それはバスタブ曲線といって機械の故障率が安定期にさしかかる底のところにやっと来たからなのだとおもう。これは体感として駆け上がってきたように感じられる。天守のない城の端っこでひとり。目指すのもしないし、
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