詩の日めくり 二〇一九年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
は、ほんとに小さいのだと思う。どれだけ小さい大きさなんだろう。


二〇一九年六月十五日 「夢」


 注文の多い料理店の学校版の夢を見た。ストーリーは、ぼくもさいごまで見ないとわからなかった。ぼくの知ってる先生も出てきて、びっくり。学校全体が山のなかに写ってて、そこで、めっちゃおいしい給食を朝から夜まで食べるのだ。ぼくら先生たちも。サラダがとくに充実していた。ぼくは、どこでご飯を食べようかと思って、うろうろしてると、突然、KKKのような服装をした連中が、ぼくのいた部屋にたくさん現れたのだった。ぼくと、ひとりの生徒が居合わせたのだけど、場違いだと思って部屋を出て行こうとすると、出て行か
[次のページ]
戻る   Point(13)