詩の日めくり 二〇一九年四月一日─三十一日/田中宏輔
 
、ぼくの真後ろに坐っていて、先生の奥さんがおっしゃるまで、 気づかなかった。「オーラがないわ。」という奥さんの言葉に、ぼくも「そうですね。」と言った。奥さんがセーターを先生に作られたのだけれど、大きすぎたみたいで、田中さんにあげるわ、とおっしゃったので、いただきますと言いました。先生との話で一番印象に残っているのは、「見落としたら終わりやで。」奥さんがそのあと、「タイミングがすべてよ。」でした。いちご大福を持って女優の黒木 瞳さんもくるという話だけれど、彼女にはまだ会ってないけれど、この日知庵って、ふつうの焼き鳥屋さんなんだけど、半年前くらい前のとき、アンドリューって名前だったかな、オーストラリア
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