詩の日めくり 二〇一九年四月一日─三十一日/田中宏輔
 
号を送っていただいた。柴田 望さんの作品「顔」を拝読。詩についての詩だと思われたが、政治的にも読める。そういえば、詩で政治的なニュアンスを読み取るのは、ひさしぶりのことだ。生活に直結しているはずなのだけれど。


二〇一九年四月十日 「石川貴一さん」


 石川貴一さんから、小説『ふたりの少年』を送っていただいた。ひさびさに、石川貴一さんの文体に触れる。20年くらいのお付き合いだろうか。文体の特徴は変わらず、がしかし、より読みやすく感じられる。碩学の石川貴一さんからは教わるところも多く、楽しく勉強させていただいているといった感じだ。


二〇一九年四月十一日 「考察」



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