詩の日めくり 二〇一八年十三月一日─三十一日/田中宏輔
リルといい
作品の質は高くて、資料的にも必要なもので
ふつう、詩人なら手放さないような気がするんやけど
ちがうかな。
『スプーンリバー詞花集』、パラ読みしたら、訳文に
不満が。
訳文自体の文体がおかしい日本語で
句読点の打ち方もおかしいところがあり
びっくりしました。
……だそうだ。
にするべきなのに
……だ、そうだ。
なんて、ぜったいにおかしいし
口語と文語がぐっちゃぐちゃ。
むかし読んだものと違う印象がある。
翻訳者が違うのかなあ。
二〇一八年十三月二十六日 「リストカット」
近所の大国屋でバイトしている男の子は
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