詩の日めくり 二〇一八年十三月一日─三十一日/田中宏輔
こと
友だちだと思わないでねって言って
ぼくには頼らないでねって言った
きみは
ぼくが幸せにしたいひとじゃないんだから
きのう
じゃないや
けさ
何度も起きた
4時とか
5時とか
6時前に
そしたら
近くにおられる先生が
ぼくと同じように
あさ
何度も起きたって
目が覚めたって
きょうから授業だったから。
ぼくと同じように
緊張するんやなあって思って
「ぼくもですよ。
けさ
何度もおきちゃって
緊張してたのですね。
こころって
身体に
ほんとに影響しますね。
ちゃんと
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