詩の日めくり 二〇一八年十三月一日─三十一日/田中宏輔
 
、思わず口にしてしまった、笑。
ぼくも20代だったから
ガマンのできないひとだったんだろうね。
いまだったら、どうかなあ。
つづけてるかなあ。


二〇一八年十三月十一日 「けさ、太った女の子といっしょに暮らしてる夢を見た。」


女の子って言っても
20代半ばかな
たまに女の子の夢を見るけれど
たしかに
さいしょに好きになったのは女の子だったし
中学生までは
ぼくの時代の女の子は純情だったような印象だけど
女の子とはなにを話していいかもわからなかったし
男のほうが付き合いやすかったし
わかりやすかったから
ここ数日
バーセル
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