詩の日めくり 二〇一八年十月一日─三十一日/田中宏輔
なんという、なまくらな目をしているのだろうか、ぼくは、と思った。きょうから、この『緑の瞳』を読み直そう。奇想コレクション・シリーズの読み直しは中断して、こちらの方をさきに読み直そう。Amazonではキャンセルしておこう。この本の主人公は、自分が詩人だったことを憶えている、詩人ではなかった者だった。ぼくの記憶違い。ゾンビ―になると、生前と違った記憶を持つことになるのだった。きょうは、そこくらいまでしか読み直せなかった。つづきは、あした以降。
二〇一八年十月二十五日 「桑田 窓さん」
桑田 窓さんから、詩集『メランコリック』を送っていただいた。適切なレトリック。過剰でもない、不足
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