詩の日めくり 二〇一八年九月一日─三十一日/田中宏輔
デイヴィッド・フォスター・ウォーレスの「『ユリシーズ』の日の前日の恋」という作品を一文字も抜かさず読んでいるのだが、さっぱりわからず。まあ、意味のわからないものも、ときには読んでみる必要があるとは思っているのだが。
いま、塾から帰ってきた。塾が移転して、ちょっと遠くなったのだ。塾の空き時間に、短篇集『ラブストーリー、アメリカン』のつづきを読んでたのだけれど、5篇目にして、ようやくふつうの恋愛小説になった。つぎに6篇目はめっちゃ差別的な作品で、そのつぎに、またふつうの恋愛小説になっているようだ。
二〇一八年九月六日 「詩を書くきっかけ」
既知の事柄と既知の事柄の引用に
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