詩の日めくり 二〇一八年九月一日─三十一日/田中宏輔
れを作り出す芸術家に対してしか意味がないんだなあ
(ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』8、井上一夫訳)
でも、
(ポール・アンダースン『生贄(いけにえ)の王』吉田誠一訳)
詩のために身を滅ぼしてしまうなんて名誉だよ。
(ワイルド『ドリアン・グレイの画像』第四章、西村孝次訳)
そんなことは少しも新しいことじゃないよ
(スタニスワフ・レム『砂漠の惑星』6、飯田規和訳)
人生をむだにややこしくして
(ダグラス・アダムス『さようなら、いままで魚をありがとう』34、安原和見訳)
ばかばかしい。
(フィリップ・ホセ・ファーマー『気まぐれな仮面』
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