詩の日めくり 二〇一八年九月一日─三十一日/田中宏輔
小説の書き方を指南されましたが、いまでは感謝しています。「見たものを書け。おまえが喫茶店と書いたなら室内の様子をすべて把握してなければならない。」などと、いろいろ言われました。「「すべて」という言葉を使うなら、即座に、百や千の例をあげられなければならない。」などとも言われました。ためになることを、いっぱい教えてもらいました。ごくごく一時的な恋人でした。東京に行き、文学座の研究所に入りました。そのあと舞台関係の仕事をしています。遠いむかしの思い出です。
二〇一八年九月七日 「ふつうのサラリーマン」
これから塾。水曜日の振り替え。連日の仕事はきついな。身体が慣れていない。ふつうの
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