詩の日めくり 二〇一八年六月一日─三十一日/田中宏輔
ン・ヴォクトの『宇宙船ビーグル号』を読もう。むかし、ジュブナイルの大型本で読んだ記憶がある。だれかに譲ったみたいで、いま部屋の本棚にはない。シマックのものもそうだが、ヴァン・ヴォクトの『宇宙船ビーグル号』もSFの古典だ。
二〇一八年六月二十三日 「ヴァン・ヴォクト」
ヴァン・ヴォクトの『宇宙船ビーグル号』を読み終わった。ぜんぜん古くない。SFの古典なのに、ぜんぜん古びていないのだ。作者の力量だな。
二〇一八年六月二十四日 「断章」
誰にも永遠を手にする権利はない。だが、ぼくたちの行為の一つ一つが永遠を求める
(フエンテス『脱皮』第三部、内田吉彦訳)
[次のページ]
戻る 編 削 Point(11)