詩の日めくり 二〇一八年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
ていて、びっくり。ぼくの目がおかしいいのかな。ぼくの解釈力が劣っているのかな。とっても退屈。

 そいえば、ぼく、むかし、ウンガレッティの詩をなんかの詩人たちの双書みたいなシリーズで読んだ記憶がよみがえってきた。学校の図書館で借りて読んだ。買おうとは思わなかったんだ。岩波文庫のは買ったし、さいごまで読むけど。

 いま170ページまで読んだけど、メモするところ、3カ所だけだった。詩集にしては、きわめて少ない。パウンドやエリオットやD・H・ロレンスやディラン・トマスやジェイムズ・メリルと大違い。でも、メモした3カ所は大いに活用できるところだった。

 メモの数が増えてきた。ウンガレッティ
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