詩の日めくり 二〇一八年二月一日─三十一日/田中宏輔
イニー『アインシュタイン交点』伊藤典夫訳)
急にそれらの言葉がまったく新しい意味を帯びた。
(ジェイムズ・P・ホーガン『仮想空間計画』34、大島 豊訳)
そのひと言でぼくの精神状態はもちろん、あたりの風景までが一変した。
(カブレラ=インファンテ『亡き王子のためのハバーナ』女戦死(アマゾネス)、木村榮一訳)
二〇一八年二月二十四日 「笠井嗣夫さん」
笠井嗣夫さんの作品について書くことになった。詩集『ローザ/帰還』(思潮社)、エッセイ『映画の歓び』(響文社)、エッセイ『声の在り処』(虚数情報資料室)。かつてぼくの詩を快く読んでくださった方の作品だから、き
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