詩の日めくり 二〇一七年十三月一日─三十一日/田中宏輔
め!
二〇一七年十三月三十日 「ガムラン奏者の方」
いつもの居酒屋さんで、きょうはガムラン奏者の方とおしゃべりを。
料理長の知り合いの方らしく
音楽の話をしていました。
そんなにディープな話ではなかったけれど
むかし
ぼくが付き合っていた作曲家のことを思い出していた。
タンタン
というあだ名を、ぼくがつけたのだけれど
パク・ヨンハそっくりでした、笑。
太った
パク・ヨンハかな、笑。
二〇一七年十三月三十一日 「記憶」
映画を見たり、本を読んだりしているときに、まるで自分がほんとうに体験しているかのように感じることが
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