詩の日めくり 二〇一七年十二月一日─三十一日/田中宏輔
しょうねって話をしたことを思い出した。右肩さん、よくぞ憶えていてくださった。こうして記憶がちゃんと収まるところに収まるのは気持ちがいいことなんだなと思った。
そだ、もひとつ思い出した。よく「小学生並みの詩だな。」なんてこと書くやつらがいるけれど、小学生の詩ってすごくって、『せんせい、あのね』って本に載ってる小学生の詩ってすごいですよねって右肩さんに言ったら、右肩さんもそうおっしゃてた。ぼくはひとにあげてもう持っていないんだけど、残念。それで、アマゾンで検索したら、2000円くらいしてて、あちゃ〜、手放さなければよかったと思った。子どもが書いたとてもいい詩がいっぱい入ってた。
いま日
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