詩の日めくり 二〇一七年十二月一日─三十一日/田中宏輔
 
』を開くと、すてきなブックマークと、メッセージが。こんばんから夢中になって読める短歌が。もちろん、玉子さんの御作品から賞味いたしますとも、ええ、はい。

 きょう、ブックオフで、堀口大學の『月下の一群』を手にして、ぱらぱらとめくりながら、欲しいなあと思った。べつの文庫で持ってるのにね。ぱらぱらめくってたら絵がついていて、これって初版の豪華な詩集で見たのといっしょのものかなって思って、よけいに欲しくなった。あした買いに行こうかな? それって、岩波文庫のやつなんだけどね。ぱらぱらめくっていたら、持ってる文庫には入ってないものもあるのかなって思うくらい、初見に近い感覚で読んだ詩があって、ラディゲと
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