詩の日めくり 二〇一七年十二月一日─三十一日/田中宏輔
だ。無意識に。
ただ、興味深いことに、精神がつくったものは、けっして同じ姿を
見せることはないのである。つねに変化しているのだ。つねにほかの
意味概念との間に与え合い受け取り合うものがあって変化しているのだ。
すべてのものが自ら変化し他のものを変化させるものなのだから。すべて
のものが他のものを変化させ自ら変化するものなのだから。
2011年2月17日
たくさんの経験から少ししか学べないときもあるし、少しの経験から
たくさん学ぶときもある。しかし、学ぶ機会を少しでも多く持つために
は、やはり、たくさん読んで、たくさんこころに残すために書きうつし、
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