詩の日めくり 二〇一七年十月一日─三十一日/田中宏輔
 
、ぼくに読解力がないので読み飛ばした。


二〇一七年十月二十四日 「たなかあきみつさん」


 たなかあきみつさんから、詩集『アンフォルム群』を送っていただいた。旧知の詩人に捧げられた一篇を除いて、意味のわかる詩篇はなかった。一行の意味さえわからず、なにを読んでいるのか、ぼくの頭では理解できなかった。こういった詩はなぜ書かれるのだろう。理由はわからないが需要があるのだろう。


二〇一七年十月二十五日 「日原正彦さん」


 日原正彦さんから、2冊の詩集『瞬間の王』と『虹色の感嘆符』を送っていただいた。「人は足で立っているが/ほんとうはカーテンのように吊るされているのでは
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